光回線の平均速度はどの程度かご存知でしょうか?もし今使っている回線が遅いと感じているなら、スピード測定サイトで測定してみることをおすすめします。
今回の記事では、回線の平均的な速度を解説した後に、実際にスピードを測定する方法や、通信速度が速いおすすめの回線をご紹介していきます。
光回線の速度の目安はどれくらいか
光回線の速度の目安は、実測値で下り180~200Mbpsが平均です。インターネットの速さは「Mbps」という単位で表され、次のように通信を行う方向の違いにより「上り」と「下り」の2種類があります。
上り 端末からインターネットにデータを送信するスピード メール送信・アップロード
下り インターネットから端末にデータを送信するスピード メール受信・ダウンロード
多くの光回線は「最大1Gbps」「最大2Gbps」と実測値より速くなっていますが、「最大速度」は最も理想的な通信状態で測定した値であり、実際に1~2Gbpsの速さが出ることはありません。一般的に30Mbpsを超えれば問題なくインターネットが使えると言われているため、実測値で180~200Mbpsであれば、多くの回線で通信の速さにストレスを感じることはないでしょう。
自分の光回線の速さを測る方法
自分の光回線の速さを測定するためには、スピード測定が行えるサイトを利用してください。さまざまなサイトがありますが、インターネットで「速度測定」と検索すれば見つかります。
有名なサイトとしては「Fast.com」「USEN GATE 02」「BNRスピードテスト」などがあり、いずれも測定開始ボタンをクリックするだけで簡単に測定することが可能。ただし、測定結果は時間帯や周辺の環境によって変わるため、より詳しく測定したい場合は時間帯を変えて何回か試してみることをおすすめします。
回線の速さは測定が行えるサイトを利用すれば、いつでもどこでも簡単に調べることができます。
速度が速いおすすめの光回線
スピードの速い回線を選びたい方には次の回線がおすすめです。
SIS光
「SIS光」はIPv6通信に対応しているので、通常の光回線よりスムーズな通信が期待できます。
IPv6とは従来の通信とは違い、アクセスが集中して混雑しているポイントを避けて通信を行う方式のこと。時間帯やアクセスの集中により遅くなりがちだった通信を改善して、より接続しやすい通信を提供してくれます。もちろん、最大通信速度は一般的な光回線と同じく1Gbpsです。
時間帯や環境を選ばず、よりストレスなくインターネットを利用したいという方には、IPv6通信に対応している「SIS光」をおすすめします。
U-next光
「U-next光」は特に集合住宅でスムーズなインターネットを楽しみたいという方におすすめの光回線です。
インターネット回線は周辺で集中的に利用すると速度が遅くなりがちなため、集合住宅では十分なスピードが出ないことが少なくありません。しかし「U-next光」は集合住宅に特化した回線であることから、多くの住人が回線を利用する集合住宅でも速いスピードが期待できます。
集合住宅でインターネット回線が遅いと感じているなら、「U-next光」を試してみてはいかがでしょうか。
OCN光
「OCN光」は国内で最も契約数が多く、スピードの速さにも定評がある回線です。
多くの方が利用しているだけあり、高画質動画などの大容量データもスムーズに見られると評判になっています。最大通信速度は1Gbps。
通信のスピードが速く知名度のある回線を利用したいという方におすすめです。
ストレスのない通信をするなら3つの光回線がおすすめ!
遅延せずストレスのないインターネット通信をするなら、今回の記事でご紹介した3つの光回線がおすすめです。
回線の平均的な速度は180~200Mbpsとされていますが、回線によっては時間帯や周辺の環境によってスピードが低下してしまうこともあります。しかし、IPv6通信などの新しい通信方式に対応している回線を選べば、光回線が持つ本来のスピードを発揮させられるようになるでしょう。