光回線をアパートで使うためには、アパートで利用できるかどうか事前に確認して置かなければなりません。さらに、大家さんや管理会社の許可を得なければ、後にトラブルへと発展する可能性も。
集合住宅では戸建住宅より光回線の導入に多くの手順が必要となるため、事前に行うべきことと流れを確認し、トラブルなく開通させられるようにすることが大切です。
光回線がアパートで使えるか確認する方法
光回線がアパートで利用できるかどうか確認するには、導入したい回線の公式サイトで調べることができます。公式サイトに行き、郵便番号や住所を入力すれば、導入できるかどうか確認が可能です。
アパートのインターネット接続状況は、全く回線が引かれていない状態、共有部分にのみ回線が導入されている状態、各部屋に回線が導入されている状態の3パターンに分かれますが、すでに光回線が導入されているようであれば、別の回線を集合住宅用として引くことはできません。集合住宅で利用したいという場合には、事前に導入できるかどうかアパートでの導入状況を把握するためにも公式サイトで確認しておくことが大切です。
工事が必要な場合の対応の流れ
光回線をアパートに導入する際に、工事が必要な場合の対応の流れを、順を追って確認しておきましょう。
STEP1：大家さんや管理会社に確認を取る
集合住宅に光回線を導入したい場合は、まず大家さんや管理会社に確認を取ってください。大家さんや管理会社の許可を得ずに工事を行うと、光に対応していない集合住宅であった場合、共有スペースでの工事も行わなければならなくなったり、壁に穴をあける必要が生じたりすることから後々トラブルに発展しかねません。工事の申込みを行う前に、必ず大家さんや管理会社からの許可を得てください。
STEP2：工事の申込みを行う
大家さんや管理会社から許可を得たら、光回線の申込みを行います。申込みは電話やウェブから行えますが、インターネットを使えるようになるまでには1か月程度の期間が必要になることも多いため、余裕を持って申込みを行うようにしましょう。
STEP3：光回線の工事をしてもらう
工事の予定日になったら、光回線の工事をしてもらいます。アパートでの工事はそれほど大掛かりなものではなく、すでに共有部分までの工事が済んでいる集合住宅であれば1～2時間で終了するでしょう。室外での簡単な工事と室内での機器接続程度で工事は完了します。
STEP4：インターネットの接続開始
工事が完了したら、そのままインターネットの接続が可能になります。光コンセントとホームゲートウェイ、パソコンを接続して、パソコンにて接続の設定を行えばインターネットが使えるようになります。接続や設定はそれほど難しいものではありませんが、プロバイダによっては出張で設定を代行してくれる場合もあるでしょう。工事が完了したら、ご自身で接続してもそのままインターネットを使うことは可能です。
アパートで光回線を導入するなら事前に確認を！
アパートで光回線を導入する場合には、事前に利用できるかどうか公式サイトで確認し、大家さんや管理会社の許可を得なければなりません。許可を得ずに工事を行うと、後にトラブルへと発展する恐れも。
大家さんや管理会社から許可を得られた場合、工事は1～2時間で終了します。集合住宅では戸建住宅より光回線の導入に確認が必要となりますが、大掛かりな工事は必要ないためすぐにインターネットが使えるようになるでしょう。