光回線を利用する上で、欠かせない存在となっているのが、Wi-Fiルーターです。ただどのようなWi-Fiルーターを選べば良いのかわからないという方も多いでしょう。
今回は、Wi-Fiルーターの選び方について紹介していきます。
光回線のWi-Fiルーターとは?
ルーターとは、ネットワーク間を接続する中継装置のことを指していて、インターネットとユーザーのパソコンやスマホなどの通信機器をつなぐ役割を持っています。
有線がネットワーク接続のメインとなっていた時は、ルーターとパソコンをLANケーブルで接続する仕様になっていましたが、現在は無線機能がついているWi-Fiルーターが一般的になっています。
Wi-Fiルーターが一台あることで、パソコン・スマホ・タブレット・プリンターなど、複数の通信機器をWi-Fiでインターネットに接続することができます。
Wi-Fiルーターの選び方
Wi-Fiルーターは、種類が豊富で、何を選択すれば良いのかわからないという方も多いでしょう。そんな時のWi-Fiルーターの選び方を紹介していくので、参考にしてみてください。
無線通信規格
無線ルーターには、対応の通信規格というのが設けられています。それは「最大転送速度」・「周波数帯」・「電波の飛距離」などです。
特に周波数帯は、電子レンジやコードレス電話などの電波を発生させる家電と、Wi-Fiルーターの電波が干渉し合うことがあるので、もし通信障害などが頻繁に起こる場合は一度周波数帯を確認してみるのも良いでしょう。
電波干渉が発生すると、インターネット速度が遅くなり、パソコンなどの機器にも影響を与えてしまうのです。
通信規格には、周波数帯が2.4GHzと5GHzがあり、2.4GHzは電波干渉しやすく、障害物は回り込みやすいと言われています。5GHzは電波干渉しにくく、障害物は回り込みにくいのが特徴です。
そのため、ワンルームや壁を隔てない場所でインターネットを使う際は5GHzを使用し、個別の部屋でインターネットを使いたい場合は2.4GHzを選択すると良いでしょう。
最大転送速度
最大転送速度を把握しておかないと、最大1Gbpsの光回線でも、54Mbps以上は出ないなんてこともあり得ます。
光回線の速度を無駄にしないことを考えるのであれば、通信規格「IEEE802.11ac」対応のWi-Fiルーターを選択することが大切です。
間取り
Wi-Fiルーターを選ぶ際に、利用間取りの目安が表示されています。電波強度をわかりやすくしたもので、間取りによって把握しておくことが大切です。
Wi-Fiルーターの電波強度が足りないと、通信速度が遅くなってしまい、動画再生時に途切れ途切れになってしまうなどのトラブルが発生することもあるでしょう。住居にあった、Wi-Fiルーターを選択することが大切です。
Wi-Fiルーターは正しく選択する
Wi-Fiルーターを選ぶ上で、今回紹介した選び方の基準を参考にしてみてください。おすすめのWi-Fiルーターとしては、光回線の通信速度を最大限に活かせる性能を持っているものです。
快適なインターネット通信を実現するためにも、Wi-Fiルーターはしっかり吟味していきましょう。