光回線は全国どこでも利用できるわけではなく、「サービス提供エリア」が決まっています。つまり、地域外であった場合は、どれほど光回線を使いたくても使えないということです。
そのため、インターネット回線を契約する際には、サービス提供エリア内に入っていることを確認しなければなりません。確認するための方法と、サービスが提供されていない場合の対処法について確認していきましょう。
光回線のサービスエリア確認方法
光回線のサービスエリアは、次のような方法で確認してください。
・回線の公式サイトから確認する
・回線業者に電話で問い合わせる
・店頭代理店に行きスタッフに相談する
上記のように主に3つの方法がありますが、回線の公式サイトでは「サービス提供エリア確認」というページが用意されているので、郵便番号や住所を入力するだけで簡単に確認できます。
その他、電話や店頭、代理店にて直接問い合わせる方法もあり、ご自身の好みに合わせてお好きな方法で確認してください。
光回線のエリアが拡大する可能性はある?
光回線のサービス提供エリアが拡大する可能性は十分にあります。確認した時点でサービス提供対象外となっていたとしても、サービス拡大に伴って利用できるようになるケースも。
サービス拡大の予定は、各回線事業者の公式サイトから確認することができますし、回線事業者によってはサービス拡大のリクエストを受け付けていることもあります。もちろん、すぐにでもインターネット回線が必要になる場合は待てないでしょうが、もし時間的な猶予があるのであれば、サービス提供エリアが拡大されるまで待っても良いでしょう。
光回線のエリア外の場合の対処方法
もしご自宅が光回線のサービス提供エリア外だった場合は、次のように対処してください。
・ケーブルテレビの回線を利用する
・ADSLでインターネットに接続する
・テザリング機能を使いモバイル回線で接続する
・モバイルルーターを利用する
光回線が利用できないケースでは、ケーブルテレビ回線・ADSL・モバイル回線・モバイルルーターの4つの対処法が考えられます。ただし、ADSLサービスは2023年に終了されるため、利用できる期間は限られており、さらに新規受付を停止している事業者も少なくありません。
モバイル回線を利用する方法は、キャリア契約をしているスマホやタブレットのテザリング機能を使って、パソコンなど他の端末からモバイル回線を利用する方法です。モバイルルーターを利用する方法は、モバイルネットサービスを提供している事業者と契約し、Wi-Fiを利用できる小さな端末を使ってインターネットに接続する方法ですが、モバイルネットサービスの提供地域対象外であることも考えられるので、事前によく確認してください。
光回線のエリア外だった場合は、上記いずれかの方法で対処しましょう。
光回線に申し込むならサービス提供エリアを事前に確認!
光回線に申込みたいと考えているなら、必ず事前に、開通させる場所が「サービス提供エリア」の中に入っていることを確認してください。もしサービスが提供されていなければ、光回線を開通させることはできません。
サービスの提供地域は、各事業者の公式サイトや問い合わせ窓口、店頭代理店などですぐに確認できます。サービスが提供されていない地域にお住まいの方は、サービス拡大を待つか、その他の方法でインターネットに接続できるよう対処方法についても知っておくことが大切です。